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新代表ご挨拶

事務局

全国有志牧師の会の新共同代表
原一(はらはじめ)
[国分寺キリスト教会(日本福音キリスト教会連合):香川県]

このたび、新共同代表の一人として選ばれました原一(はらはじめ)と申します。香川県高松市にある国分寺キリスト教会(日本福音キリスト教会連合)で牧会させていただいています。
「全国有志牧師の会」に関わるようになったきっかけは、この会の協力団体である「全国有志クリスチャンの会」に先に入会していたからでした。

私が生まれ育った環境では、比較的幼い頃から、オールドメディアと言われるテレビを見ることは番組によって制限されていました。やがて成長してからオールドメディアの報道姿勢というものが分かるようになって、今に至っています。
「いのちのことばをしっかり握り、彼らの間で世の光として輝くためです。そうすれば、私は自分の努力したことが無駄ではなく、労苦したことも無駄でなかったことを、キリストの日に誇ることができます。」ピリピ2:16
教会の使命は福音宣教と教会形成であると言われますが、牧師としてその働きに携わらせていただいていることを神様に感謝しています。「いのちのことば」をしっかり握って、この社会と世界の中において世の光として輝くという使命があります。そして牧会生活を送る中で、もう一つ大切なこと、むしろ自分が軽んじてきたことがあることも分かってきました。
歴史的に1974年、スイスにおいて「世界伝道会議」であるローザンヌ会議が開催され、世界各国(150ヶ国)から福音主義に立つ人々が参加し、「ローザンヌ誓約」が交わされました。内容としては「第1項 神のみ旨」、「第2項 聖書の権威と力」、「第3項 キリストの独自性と世界性」、「第4項 伝道の本質」、「第5項 キリスト者の社会的責任」と続いていきます(第15項まで)。
特に「第5項 キリスト者の社会的責任」は私たち日本の教会があまり取り組んでこなかった側面であるとしばしば言われます。私たちキリスト者また教会の使命は福音宣教と社会的責任の「両輪」と言われることもありますが、この2つは決して切り離されるべきものではなく、むしろ一つのことをそれぞれの側面から表現しているとも考えられます。
牧師として、みことばを伝え、みことばによって教会の群れを養うという働きをおろそかにすることはできません。それと同時に、この社会や世界で起こっている出来事に無関心であってはならないとも思います。
世界や日本は今、終末的なまた混迷極める危機的な状況の中にあります。特に国民のいのちの尊厳や生活は軽んじられ、危険にさらされています。危険にさらされているだけでなく尊い命が失われつつあります。このような状況の中に今、生かされているキリスト者として、神様からの知恵と導きをいただきながら、社会問題に取り組んでいくことも自分の課題です。
私たちはさらに現実を正しく知ることによって、困難な状況の中にあっても、聖書にある主の確かな約束を堅く握って、主の御前にさらに忠実に歩ませていただきたいと願います。
もちろん社会や世界で起こっている出来事のすべてを把握することはできませんが、正しい情報を知り、配慮をもってそれを謙虚にお伝えするということはとても大切なことです。
最近、教えられたことは「キリストを知る知識の香り」(第二コリント2:14)を放つのは私たち自身ではなく神様であること、そして私たちがすでに「神に献げられた芳しいキリストの香り」(第二コリント2:15)とされているということです。

神様はすでに全国有志牧師の会を用いてくださっておられます。またこれからもどのように用いてくださるかを主に期待しながら、他の共同代表や運営委員会の方々、そしてこの会に属する方々と共に心を一つにして前に進ませていただきたいと願っています。ぜひこの会のためにお祈りくださると感謝です。またこの会の働きに賛同し、加わってくださる方々も歓迎しております。

事務局

Posted by kerneltender