なぜ、殊更にこれを問題視するのか?
「なぜ、殊更にこれを問題視するのか?」
あるメディア関係者から、全国有志牧師の会に対して、以下のようなご質問をいただきました。
大変重要な質問だと思いますので、長文になりますが、これに対する私たちの考えをシェアさせていただきます。
「薬害についてはこれまでも、HIV感染などが社会問題化し、原発事故後には放射線被害についてさまざまな議論がなされてきました。今回の新型コロナワクチンに関して取り立てて問題視している理由は何ですか?」
その理由は、少なくとも5つあります。
第一に、このワクチンは国民の8割以上が接種したものであり、他の薬剤と違って、この国のほとんどの人が、クリスチャンももちろん、無関係ではないからです。
第二に、私たちの声明文にもあるように、このワクチンによる被害が過去に類を見ないものであるからです。
資料(1~3)をご覧いただきたいのですが、国の予防接種健康被害救済制度の認定数、また副反応疑い報告制度の報告件数を見ても、それは明らかだろうと思います。しかしこれでもまだ「氷山の一角に過ぎない」と見る専門家も少なくありません。
また、因果関係は不明なのですが、資料4にあるように、2022年から日本の死者数がこれまでにない異常なレベルで激増しており、しかもこれがコロナ死や高齢化では説明がつかないことから、ワクチンと関係があるのではないかと見ている専門家たちも少なくなく、私たちも注視しております。しかしこれについては、因果関係が不明なことから、誤解を招かないように、今回の声明文では言及しておりません。
第三に、それにもかかわらず、教会も含め、社会全体がこの問題を放置している、そして被害者の存在が無視されているような現実があるからです。
もしも教会が、地の塩・世の光・良きサマリア人であると言うのならば、このような時にこそ、行動する必要があるのではないだろうかと考えております。
第四に、この薬害は、過去のものではなく、私たちの目の前で起こっている現在進行形のものであり、私たちが声を上げることで、これ以上の被害を止める(減らす)ことができるからです。
これだけの被害を出しながらも、このワクチンの接種が、その有効性と安全性がきちんと検証されないまま、これからも続けられようとしています。また、インフルエンザワクチンをはじめとする他のワクチンも、mRNA型に切り替えられようとしており、これに警鐘を鳴らしている専門家も少なくありません。
第五に、私たちは、これを単なる薬害問題として捉えているのではなく、その背後に全体主義的な動きや流れがあるのではないかと考え、懸念しているからです。
もちろん私たちは、このワクチンにマイクロチップが入っているとか、これが黙示録13章の獣の刻印そのものだとか、そのような考えは持っていません。その種の根拠のない陰謀論には注意しなければならないと考えています。
しかしながら、この僅か一年で実用化され、少なくとも中長期的な安全性や影響が誰にも分からない、これまでのワクチンとは全く違う未知のmRNAワクチンに対して、疑問や異論を呈することすら許されないような空気が醸成され、それに教会を含め社会全体が支配されながら接種が推進されてきたこと、また、これを打たない者たちが様々な面で不当な差別や不利益を被ってきたこと、国によってはワクチンパスポートなるものが発行され、経済活動まで制限されてしまったこと、そして、どれだけの被害が生じようと、不都合な事実はほとんど報道されず、SNS上からは削除され、情報が統制されるようにして被害が放置され続けていること、さらには、国やWHOがこれまでのやり方を検証することもないまま、次のパンデミックに備えて自分たちの権限をより一層強めようとしていることなど、挙げたらきりがないのですが、何とも言えない異様な空気、全体主義的な流れを、私たちが感じているということも事実です。
これについては、そう簡単には伝わらないかと思いますが、陰謀論には十分に注意しながらも、しかし全てを「陰謀論」という言葉で簡単に片付けてしまうではなく、今の時代を見分ける必要があると私たちは考えています。
ご理解いただけないかもしれませんが、今回の薬害に対して問題意識を持っている人たちの中には、現在の状況をかつての戦争中の状況に重ね合わせて見ている人たちも少なくありません。
その一人、京都大学の名誉教授で、この薬害に強い問題意識を持ち、一般社団法人ワクチン問題研究会を立ち上げられ、その理事長を務めておられる福島雅典氏は、ある記事の中でこのように語っておられます。
「この国はかつて…嘘を国民につき続けたことで多くの国民が死に、国家は滅亡の淵まで追いやられた過去がある。それに懲りずにまた同じことをやっている。本当にこの国は滅んでしまいますよ。」
その記事を最後にシェアしますので、ぜひ一度読んでみて下さい。
(文責:田中)
関連記事はこちらから 🔺視聴できないとのご指摘がありましたのでリンク先を変更いたしました。